AtCoderは10月30日、同社サービスのアカウントを持つプログラマーを対象に実施した「AtCoder 競技プログラマー就職企業人気ランキング2021」の結果を発表した。同調査は、同社が運営する競技プログラミングコンテストサイト「 AtCoder」のIDを持つ競技プログラマー219名(学生113名、 社会人95名、 その他11名)を対象に実施したもの。
第1位は、学生および社会人のいずれもGoogleとなった。学生はGoogleに次いでPreferred Networksとヤフーが同率2位、フューチャーが3位となった。トヨタやソニー、NEC、鹿島建設、キーエンスなど、非IT企業も上位にランクインしているという。一方社会人は、Googleに次いでAmazonが2位となり、マイクロソフト、Preferred Networks、リクルートが同率3位となった。その後にACoder、キャディ、Facebook、Indeed、鹿島建設が続く。
選定理由として、学生と社会人のいずれも「給与や賞与が高い」「成長できる環境」「優秀な先輩(エンジニア)がいる」「福利厚生制度が充実している」「社会貢献度が高い」がトップ5にランクインしている。
希望職種としては、学生では研究職が1位だ。その後にソフトウェアエンジニアが2位、データサイエンティストが3位、システムエンジニアが4位、総合職が5位と続く。専門職が上位となる一方で、総合職を希望する学生も多いことが明らかになった。社会人ではソフトウェアエンジニアが1位である。データサイエンティストが2位にランクインし、Webエンジニアが3位、研究職が4位、サーバエンジニアとシステムエンジニアが同率5位という結果となっている。