日本電気(NEC)は11月1日、教育クラウド「Open Platform for Education(OPE)」に関して、政府が提供する「学びの保障学習オンラインシステム(MEXCBT)」に接続できる学習eポータル標準モデルに準拠した学習マネージメントシステムとして機能強化し、11月下旬から順次全国の教育機関向けに提供することを発表した。

  • MEXCBT連携システム画面イメージ

    MEXCBT連携システム画面イメージ

全教科対応ドリル教材、実践的英語力を鍛える教材、プログラミング教材等の様々なデジタル教材を、シングルサインオンでシームレスに利用できるプラットフォームである「OPE」について、MEXCBTに接続するための学習eポータルに準拠する機能強化を行う。

OPEは学習ダッシュボードによる教育ICTでの学習状況の見える化の機能を有しており、MEXCBTとの連携により児童生徒の教育ICTによる学習状況の見える化をさらに充実させるという。

また、教育機関において先生や児童生徒の双方向のコミュニケーションや、資料の共有や共同編集等により学習をコラボレーションすることができるGoogle提供の教育機関向けグループウェアである「Google Workspace for Education」の活用状況を可視化するダッシュボード機能を開発し、2022年の提供開始を目指す。