日本ユニシスグループは10月28日、日本マイクロソフトが7月に発表した「Windows Server 2012/2012 R2」と「SQL Server 2012」のサポート終了に対し、「クラウドDXセンター」での基幹システムのクラウドシフトの知見・実績と、クラウド利用支援サービス「CLOUDForesight」の提供により、企業システムのサポート終了製品への対応を強化するとともに、クラウド移行時の課題となる6つのクラウド活用サービスを追加することを発表した。
「SQL Server 2012」の延長サポートが2022年7月に、「Windows Server 2012/2012 R2」の延長サポートが2023年10月にそれぞれ終了し、定期的なセキュリティー更新プログラムが提供されなくなることから、セキュリティーやコンプライアンス上のリスクが高くなり、最新バージョンへのアップデートが必要となる。
日本ユニシスグループのクラウドDXセンターでは、基幹システムのクラウド基盤移行サービス 「CLOUDForesight」に、以下の6つのクラウド活用サービスを追加する。
追加するサービスは、.NET/VB6/Javaバージョンアップサービス、SQL/Oracleアセスメントサービスの提供する「EoS(EndofSupport)対応関連サービス」、目的や課題、用途に合わせたデータ連携や統合基盤を構築する「データ活用基盤サービス」、セキュアなリモートワーク環境を利用できる仮想デスクト ップ環境を構築・運用する「マネージド仮想デスクトップサービス『楽 DaaS』」、Microsoft 365によるテレワーク環境のセキュリティー対策を強化する「Microsoft 365 向け導入・技術支援サービス」、サイバーリスク対策を実現する「マネージド・セキュリティー・サービス(MSS)」、最適なプランでシステム運用サービスを提供する「利用型リモート運用サービス『CLOUDTREK』」——の6つとなる。