KMバイオロジクスは10月22日、同社が開発を進めている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)向け不活化ワクチン「KD-414」の国内第2/3相臨床試験を開始したことを発表した。
同ワクチンは、すでに第1/2相臨床試験で安全性と高い中和抗体陽転率および中和抗体価の増加が確認されており、今回の臨床試験は、18歳以上の成人を対象に、同ワクチンを2回接種した際の免疫原性および安全性の検討することを目的としたもの。目標症例数は2000例としている。
また同社は10月25日、3回目の追加接種(いわゆるブースター接種)での適用に向けた臨床試験についても年内に始める計画であることを明らかにしている。