アスクは10月26日、同社が正規代理店を務めるAnacondaがSnowflakeと提携したことを報告した。このパートナーシップにより、データサイエンティストやエンジニア、開発者は、最新のオープンソース・イノベーションを用いて、安全でスケーラブルなPythonデータパイプラインと機械学習ワークフローを構築できるようになるという。

Anacondaは、オープンソースの「データサイエンス」や「機械学習関連アプリケーション」のためのPythonおよびR言語用のディストリビューション。アスクはAnacondaのコマーシャルエディションとチームエディションを提供している。

データエンジニアリングやデータサイエンスの業務に対して、Pythonの採用が増加している。これに伴って、SnowflakeからAnacondaへの投資は、Anacondaのセキュリティとガバナンスを確保しながらも、Pythonオープンソースパッケージへのアクセスの提供に寄与するとのことだ。

両者のパートナーシップを通じてSnowflake Data Cloudのユーザーは、Anacondaが提供するシームレスな依存関係管理と、厳選されたオープンソースパッケージの包括的なセットが利用可能となるため、Pythonベースのワークフローを高速化できるとしている