IIJは10月20日、同社の100%子会社IIJ Americaが、米CrowdStrikeのEDR製品「CrowdStrike Falcon」のエンドポイントセキュリティの運用をユーザーに代わって行うマネージドサービス「IIJA マネージドEDRサービス」を提供したことを発表した。

サービスメニューはEssential、Standard、Advancedの3つのプランが用意され、カスタマイズした月次レポート提供や定例報告会実施などのオプションメニューもある。費用は初期費用のほか、1端末あたり19ドルからの月額費用がかかる。

  • 「IIJA マネージドEDRサービス」のイメージ

同サービスでは、製品導入時のポリシー設定やチューニングをはじめ、セキュリティインシデント発生時のイベントログ分析、脅威レベルに応じた端末の自動隔離や対処などをIIJ Americaの専任エンジニアが代行する。また、脅威ハンティング、対象端末の脆弱性チェックなどプロアクティブな対応に加え、顧客の既存IT環境を考慮したセキュリティ運用アドバイスを行う。

ユーザーはセキュリティの専門的なスキルがなくとも、同サービスを利用することで、セキュリティインシデントの迅速な検知、対応、報告、対策が可能になる。

米国内の日系企業現地法人では、専任のIT担当者がいないケースも多い現状を踏まえ、IIJ Americaは今回、セキュリティスキルが必要なEDR運用を代行するサービスを提供する。