NTTコミュニケーションズは10月15日、同社の電子請求サービス「BConnectionデジタルトレード」において、電子請求書を一括で作成可能な無料アプリケーションの提供を18日より開始すると発表した。手作業で1枚ずつ作成していた電子請求書を、最大100枚まで一括で作成できる。

  • 同アプリケーションの利用イメージ図

また、入金待ちの請求書を早期現金化するファクタリングサービスの販売取り次ぎも開始する。オンライン型ファクタリングサービスを手がけるOLTAのサービス「OLTAクラウドファクタリング」を販売する。AI(人工知能)による審査を経て、現金化の依頼があった請求書を買い取る。請求書記載の支払期限を待たずに現金化が可能となり、資金繰りの改善につなげることが可能だ。

  • 「OLTAクラウドファクタリング」利用前後のイメージ図

改正・電子帳簿保存法の施行が2022年1月に迫る中、中小企業における請求書発行業務の電子化遅れが大きな課題となっている。同社は今後、さまざまなフィンテック事業者との連携を通じ、新たなサービスを模索する方針だ。