東京商工リサーチは10月14日、「2021年社長の出身大学」の調査結果を発表した。同調査は、同社の企業データベースの約400万社の代表者データから、公開された 出身大学を抽出、集計したもの。

第1位となったのは日本大学で、社長数2万890人と他大学を大きく引き離し、調査を開始以来、11年連続の首位を獲得した。

第2位は慶應義塾大学が1万625人、第3位は早稲田大学が1万441人で、僅差で競り合う結果となった。

上位20位までの順位は前回と変わらないが、前回は京都大学と20位を分けた駒澤大学が21位に1ランクダウンした。国立大学は10位の東京大学、20位の京都大学の2大学で、社長数は私立大の優勢が続いている。

社長数が上位100大学（医科歯科系を除く）の出身社長の企業業績は、増収企業は旧帝大を中心とした国立大が多かったという。

  • 全国社長の出身大学　資料：東京商工リサーチ