東京海上日動グループのイーデザイン損害保険は、AI(人工知能)を活用して、交通事故発生時に事故を起こした人のコミュニケーションのスタイルや事故の内容から担当者を選任するマッチングサービス「私のタントウシャ」を10月22日より開始する。

ユーザーは事前に約40秒で完了するアンケートを回答し、その結果からコミュニケーションスタイルを推定する。事故発生時には、米DataRobot(データロボット)のAIモデルを活用して、登録されているコミュニケーションスタイルに合った事故担当者が選任される。

  • 「私のタントウシャ」サービス概要

日頃のコミュニケーションから「話のテンポやフィーリングが何となく合わない」といったことは誰にでもあるだろう。「情報をたくさん知りたい」、「ゆっくり考えながら話したい」など、コミュニケーションにおいて大切にするポイントは人によって異なる。事故の時は非日常な出来事で不安な状況で、自己解決まで1年以上におよぶ場合もある。

イーデザイン損保は同サービスにより、顧客の事故のストレスや保険会社への不安軽減につなげる方針だ。