博報堂は10月13日、阪神コンテンツリンクのビルボード事業部のリソースを基に、音楽コンテンツを活用したマーケティング支援サービス「Artist Watch Plus」の提供を開始すると発表した。

同サービスは、Billboard JAPANの提供するチャートデータをもとにしたアーティスト分析に、博報堂・博報堂DYメディアパートナーズが運営するコンテンツビジネスラボのオリジナル調査「コンテンツファン消費行動調査」を掛け合わせ、音楽コンテンツマーケティングに博報堂の生活者視点を導入したサービス。

  • 対応領域・サービス

「コンテンツファン消費行動調査」は、音楽、映画、アニメ、スポーツ、ゲームなど、11のコンテンツカテゴリ横断での分析や、生活者の利用メディア・サービスの視点で分析。コンテンツファン行動を、「興味」「利用」「ファン」「支出」の4行動に分類し、「誰が」「何に」「いくら」支出しているかを分析したデータ。

全国7エリアを性年代別人口構成比で割付した調査設計により、市場規模の推計が可能。コンテンツのジャンルをまたいだファン行動を分析。コンテンツファン行動だけでなく、意識・価値観やコンテンツ以外の財・サービス購入・関心も聴取する。

Artist Watch Plusでは、音楽コンテンツを活用したい一般企業や音楽ビジネスプレーヤーを対象に、アーティスト、市場、生活者などのデータを起点とする多面的な分析レポート作成のほか、アクティベーション企画や協賛イベント選定などのマーケティング支援、コンサルティングサービスを行っていくという。