インターネットマルチフィードは10月13日、同社が提供するインターネットエクスチェンジ(IX)サービスであるJPNAP東京サービスの提供拠点として、インターネットイニシアティブ(IIJ)が2019年5月から運用している千葉県白井市の白井データセンターキャンパス(白井DCC)を追加し、2022年3月にサービスを提供開始すると発表した。

  • IIJ 白井データセンターキャンパス

マルチフィードは、首都圏の都心エリアのデータセンターを中心にJPNAP東京サービスの提供拠点を設置している。今回、白井DCCに提供拠点を設置することで、白井DCCおよび周辺の白井・印西エリアのデータセンターを利用している事業者は都心までのアクセス設備を準備しなくても、JPNAP東京に接続して国内外のコンテンツ事業者やインターネット接続事業者と相互接続することで、増大するインターネットトラフィックを交換できるという。

IIJは白井DCCにおいて、各種クラウドサービスや近郊データセンターなどと接続するネットワークHUB構想の下でネットワークの拡充を進めており、JPNAP東京サービスの提供拠点が白井DCCに設置されることにより、ユーザー企業への付加価値の向上を狙う。