アイスマイリーは10月12日、同社が運営するメディア「AIsmiley」において、営業活動を支援するAIソリューション(営業支援AI)を集約したカオスマップを公開した。
営業支援AIとはその名の通り、企業の営業活動における業務プロセスにAIを適用し、自動化するツールである。顧客リストの作成やマーケティング、日報作成、商談管理、AIによる接客など、種類や機能が多岐にわたるため、多機能なツール持つ営業支援AIを導入した場合でも、使わない機能があると無駄な操作やデザインが増えるため、導入以前のやり方に戻してしまう企業も少なくない。
そこで同社は「営業支援AIを試したい」段階の企業から、「最新の営業支援AIを探している」という企業まで幅広く情報提供を提供し、サービスを比較検討できるカオスマップを作製したとのことだ。合計140の営業支援AIサービスを掲載している。
この度公開されたカオスマップは、「顧客管理」「行動管理」「AI接客」の3分類に大別されている。「顧客管理」にはオラクルやIBMなどの汎用的に使えるAIをはじめとして、リスト作成、LINE連携、メルマガ配信、ECサイト、顧客スコアリング・育成、不動産・保険に関わるAIサービスが含まれる。
また、「行動管理」はkintoneをはじめとする商談管理・活動評価ソリューションと、SalesForce Assistantなどのスケジュール管理ソリューションをカバーしている。「AI接客」では、AIさくらさんなどのキャラクターボットに加えて、カスタマーセンターやインサイドセールスに関わるソリューションを掲載している。