インターコムは10月12日、クラウドEDIサービス「Biware Cloud」の最新版(Ver.1.1)を同日から提供開始することを発表した。
「Biware Cloud」は、インターネットEDIからレガシーEDIまでの各種EDI通信を一元管理し、受発注をはじめとする企業間取引を自動化するクラウドサービス。サーバーや通信機器、回線の手配が不要なため、初期コストを抑えて短期間でEDIを運用開始できるという。
最新版のVer.1.1では、レガシーEDI手順(JCA手順、全銀TCP/IP手順、全銀手順)に対応。インターネットEDIとレガシーEDIを並行運用しながら企業間取引が可能となる。同社は、ISDN(INSネット ディジタル通信モード)が廃止される「EDI-2024年問題」対応時の乗り換え先として適しているとている。
月額プランと年額プランを用意し、Biware Cloud Basic本体の基本利用料は月額7万円、または年額84万円(ともに税別)。基本利用料に加え、通信手順や取引先ライセンス、回線使用料、初期設定などが必要。レガシーEDI手順(JCA手順、全銀TCP/IP手順、全銀手順)を利用する場合は、レガシーEDI初期設定費用も必要。