ブランド総合研究所は10月9日、国内1,000の市区町村および47都道府県を対象とした「地域ブランド調査2021」の結果を発表した。同調査は、全国の消費者35,489人から有効回答を得たもので、認知度や魅力度、イメージなど全89項目から構成されている。

都道府県の魅力度ランキングにおいては、都道府県の調査を開始した2009年から13年連続で、北海道が第1位を獲得した。前年の60.8点から大幅上昇となっている。

第2位は京都府、第3位は沖縄県と、こちらも昨年と同じ結果となっている。2013年から2019年まで7年連続最下位だった茨城県は昨年に最下位を脱して第42位に上昇したが、今年は最下位となった。

魅力度の伸び率で見ると、こちらも北海道が最も大きかった。これに続いているのが東京都で、調査直後に開催となった東京オリンピック・パラリンピックの影響の可能性が大きいと、同社は分析している。 伸び率第3位は千葉県で、前年の21位から12位へと急上昇している。「特に20代では24.6%と多く、前年の6.3%のおよそ4倍に増えているとのこと。長崎県も前年の11位から8位へと、宮崎県も前年の22位から17位へと急上昇している。

  • 都道府県の魅力度ランキング 資料:ブランド総合研究所