Microchip Technologyは拡張温度に対応した航空宇宙産業および車載向け高精度低ドリフト電圧リファレンスIC「MCP1502」を10月7日(米国時間)に発表した。
MCP1502は、小型パッケージ、高性能、低コストを特徴としており、発売以来5年以上市場で実証済みのMCP1501と同じアーキテクチャを採用しつつ、最大温度係数をMCP1501の50ppm/℃から、7ppm/℃(-40~+125℃)とすることで、AEC-Q100規格のGrade 1の認定を取得済みだとしており、信頼性が要求される産業、車載、航空宇宙での活用を見込んでいるとする。
なお、1~4Vの電圧で提供されるとの事で、同社のマイクロコントローラ、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ製品のコンパニオンチップとしても相性がよく、安定度/精度/再現性が高いデータ変換が必要な、幅広い応用向けに選択可能な電圧オプションで提供予定だとしている。