英Blue Prismと米ABBYYは10月7日、Blue Prismの自動化プラットフォームにプロセスマイニングツールの「ABBYY Timeline」を搭載した「Blue Prism Process Intelligence Powered by ABBYY(Blue Prism Process Intelligence)」を発表した。
Blue Prism Process Intelligence Powered by ABBYYは、プロセスマイニングとタスクマイニングを統合しており、プロセスキャプチャ機能とシームレスに連携し、データから短時間で自動化の可能性を見つけ出すことを可能としている。
具体的にはデスクトップユーザーのインタラクションデータと、システムイベントデータからマイニングしたプロセス情報を組み合わせ、各プロセスの詳細なモデルを作成して分析・最適化・モニタリング・予測分析を行う。
今回の統合により、プロセスとタスクを取り込み、デジタルワーカー(同社では進化したRPAを「ロボット」ではなく「デジタルワーカー(Digital Worker)」と呼称)の作成を自動化し、ROI(Return on Investment:投資利益率)を追跡してプロセスのコンプライアンスを監視することで、プロセスマイニングとプロセスオートメーション間のギャップを解消するという。
なお、Blue Prismの有償サポート契約ユーザーのライセンスに含まれ、利用度に応じて、アップグレードパッケージも別途用意している。