米コンピュータ緊急事態対策チーム(US-CERT: United States Computer Emergency Readiness Team)は10月6日(米国時間)、「Mozilla Releases Security Updates for Firefox and Firefox ESR|CISA」において、Mozilla Firefoxに脆弱性が存在すると伝えた。これら脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性がある。
脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。
- Security Vulnerabilities fixed in Firefox 93 — Mozilla
- Security Vulnerabilities fixed in Firefox ESR 78.15 — Mozilla
- Security Vulnerabilities fixed in Firefox ESR 91.2 — Mozilla
脆弱性が存在するプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Firefox 93より前のバージョン
- Firefox ESR 78.15より前のバージョン
- Firefox ESR 91.2より前のバージョン
脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Firefox 93
- Firefox ESR 78.15
- Firefox ESR 91.2
一部の脆弱性は深刻度が重要(High)に分類されており注意が必要。Firefoxはメニューから「Firefox について」を選択することでバージョンを確認することができる。アップデート可能なバージョンが存在する場合はその旨が表示されるので、指示に従ってFirefoxを再起動することでバージョンアップが適用される。