昭文社ホールディングスのグループ企業マップルは9月30日、業務用カーナビソフトウェアで活用できるルート検索用モジュール「ルート探索モジュール」に新たに大型車の車両サイズ規制に対応したVer.2をリリースした。
「ルート探索モジュール」は、同社が提供するカーナビソフトウェア「マップルナビ」のルート探索エンジンとデータを活用したモジュール。Ver.2では車幅、車高、重量など規制条件が多い大型車両向けに適切なルートを提示する機能や高規格・有料道路の情報を取得する機能が追加。配送計画システムやWebアプリケーションなど、自社の業務システムに効率的なルート探索機能を組み込める。
同社は、8月に開発者向けにカーナビソフトウェア開発キット「業務用カーナビSDK Ver.6.0」を提供しており、それらの技術を活用し今回のモジュールの提供となった。ルート探索機能は、Webサイト「MAPPLE LABS」で公開されているので、そこで実際に機能がどのようなものか確認できる。開発環境には、Microsoft Visual C++2012以上、Visual C#2012以上が必要。