NTTデータは9月30日、カーボンニュートラルへの社会的要請の高まりを受けて、10月1日付で「グリーンイノベーション推進室」を新設すると発表した。
同組織は、自社サプライチェーンのCO2排出量の可視化と削減、グローバルスタンダードなソリューションの提供による社会全体のグリーン化の推進を担う。
具体的には、社会全体のCO2排出量削減に向けて、国内事業分野、海外グループ会社と連携し、顧客の削減計画立案の支援、グローバルスタンダードなソリューションによるCO2排出量の可視化、デジタルを活用したプラットフォームによるサプライチェーン全体でのCO2排出量削減などに取り組む。
自社のCO2削減に関しては、NTTグループが目標とする2040年のカーボンニュートラル実現に向けて、同社が設定する2030年SBT1.5℃(FY2016比 60%削減)の達成を目指す。
法人ソリューション分野、公共・社会基盤分野、金融分野の国内3分野に加え、海外グループ会社も一体となって脱炭素化を推進できるよう、同組織が全体を統括する。