伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は9月30日、人材育成サービス「DX人材創出プログラム」の提供を発表した。
CTCのグループ会社でITシステムの保守サポートや運用サービス、教育サービスを提供するCTCテクノロジーの教育サービスと連携して提供。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進における課題設定や企画立案、システム設計、アプリケーション開発、サービス運用などをカバーする。
同サービスは、ビジネスやUX(User eXperience、ユーザー体験)のデザインを中心とした「DX Planning」、データ分析、RPA、AI、VR/ARなどの技術を中心とした「DX Technology」、クラウドや5G、システム運用などの「DX Platform」の3カテゴリーの下、12コースで構成される。
プログラムの内容は顧客の要望、ビジネスやシステム状況などに応じてカスタマイズでき、人材育成を行いながらワークショップやプロトタイプ開発を通じて、DXに取り組むことが可能だ。
同サービスでは、CTCテクノロジーのAIやPython、5G、クラウドなどの技術に加え、データ活用のアドバイザリーサービス、DX関連のSIビジネスや特定ソリューションの開発、スキルトランスファーしながらプロダクト開発を行う「build service」、Innovation Space DEJIMAでのビジネス共創で得たノウハウも体系化して提供している。
CTCはITを活用した新規サービスの開発や業務改革を図る製造業やサービス業の企業を中心に同サービスを広く展開し、プログラムを経て取り組む業務変革や事業創出を含めて企業のDXをトータルで支援していく。