Microsoft Silverlightのサポート期限まであと3週間となった。Microsoftは2021年10月12日をもってSilverlightのサポートを終了する。以降、Silverlightのアップデートが提供されることはない。Silverlightのライセンスは永久ライセンスであるため、サポート期限が終了した後も使い続けることはできるが、セキュリティアップデートが提供されなくなることから、基本的にサポートが終了する前に他の選択肢へ移行することが望まれる。
Silverlightサポート終了に関する情報は次のページにまとまっている。
Silverlightのサポートは既に限定的だ。Internet Explorer 11のみが対応Webブラウザであり、Sliverlight 5のみがテクニカルヘルプの対象になっている。Internet Explorer 11のサポートが終了した後は、Microsoft EdgeのIEモードでの機能が想定されている。
MicrosoftはSilverlightから代替技術への移行先として、デスクトップアプリケーションを希望する場合はWindows App SDKを使ったWinUI 3への移行を、Webベースの場合はBlazorの使用を勧めている。
2021年10月12日以降、アップデートの提供は行われなくなるが、アンインストールを促すような措置は行われない。また、SilverlightのWebサイトも継続して利用することができる。ただし、2021年10月12日以降はSilverlightのインストーラは使用できなくなるとされている。