三井住友信託銀行と千葉銀行は共同で、9月21日から12月30日までシニア層向けに将来の資産形成、財産管理、健康管理をサポートするWebサービスの実証実験を行うことを発表した。

三井住友信託銀行と千葉銀行は、「人生100年時代」における新たなビジネス展開を目指し2020年9月に協業を開始、「高齢社会商品開発・顧客対応研究会」と「相続事務研究会」の2つの研究会を設立している。今回の実証実験は、人生100年時代の課題解決に資する新商品やサービス開発に向けて富士通と野村総合研究所と共同で実施。デジタルコンテンツを両行のWebサイトで12月30日まで展開する。

富士通提供の「デジタルエンディングノート」は、"これからやりたいこと"、"医療介護"、"資産整理"、"ペット"の4つをテーマとし、出題される質問に答えていくことで、もしもの時にも慌てないエンディングノートが作成できる。「相続シミュレーション」は、遺産分割や相続税額の概算をクリックやタップなど簡単な操作でシミュレートできるよう工夫されているサービス。「脳の健康度チェック」は、野村総合研究所とエーザイが協力して開発したサービスで、"脳年齢"、"集中スコア"、"記憶力スコア"をゲーム感覚でチェックできる。

  • 向かって左より「デジタルエンディングノート」、「相続シミュレーション」、「脳の健康度チェック」各サービス(同行資料より)
  • 向かって左より「デジタルエンディングノート」、「相続シミュレーション」、「脳の健康度チェック」各サービス(同行資料より)
  • 向かって左より「デジタルエンディングノート」、「相続シミュレーション」、「脳の健康度チェック」各サービス(同行資料より)
  • 向かって左より「デジタルエンディングノート」、「相続シミュレーション」、「脳の健康度チェック」各サービス(同行資料より)