ジョンソンコントロールズは9月21日、東京本社に同社が開発したオフィス向けスマートフォンアプリ「OpenBlueコンパニオン」を導入し、従業員が働きやすい職場環境を実現したと発表した。

同アプリは、中央監視システムと連携することで、執務エリアの空調や照明をアプリから操作できるほか、フロアマップからフリーアドレス席や会議室の空き状況の確認や予約、同僚の在席状況や在席場所の確認、オフィス内の最短移動ルートの表示が可能。

Microsoft 365のカレンダーや連絡先との同期も可能で、カレンダーから次の会議場所の環境設定やルートナビゲーションをしたり、連絡先表示時に相手の物理的所在地が確認できたりするなど、ハイブリッドワーク環境にも対応したコミュニケーションを実現する。

さらに、オフィス内でのソーシャルディスタンスを維持するための出社人数の管理や、感染症などが発生した場合の立ち入り禁止エリアの特定や見える化を通じて、オフィスでのクラスター発生抑止につなげ、職場環境整備と事業継続も支援するとのことだ。