Appleは2021年9月20日(米国時間)、iPhone向けオペレーティングシステムの最新バージョンとなる「iOS 15」およびiPad向けオペレーティングシステムの最新バージョンとなる「iPadOS 15」の配信を開始した。iOS 15およびiPadOS 15の新機能などは次のページに説明がまとまっている。
Appleはこれまで、iOSやiPadOSに関しては常に最新のメジャーリリースバージョンへアップグレードする方法をユーザーに推奨してきた。しかし今回のメジャーアップグレードバージョンからは、既存のバージョンを継続して使い続けるという選択肢も用意されている。バージョンを確認すると次のようにiOS 15やiPadOS 15へのアップグレードが任意の選択肢であることを確認できる。
これはこれまでのAppleの取り組みと比べて大きな変化だ。今後、少なくともiOS 14およびiPadOS 14とiOS 15およびiPadOS 15が共存することになる。
iOS 14およびiPadOS 14を継続して使い続ける場合も、セキュリティアップデートの適用は必要。どちらのバージョンを使っていく場合でも、今後提供されるアップデートは迅速に適用することが望まれる。