SEMIが、2021年12月15日~17日に東京ビッグサイトで開催するマイクロエレクトロニクス製造サプライチェーンの国際展示会「SEMICON Japan 2021 Hybrid」の入場登録受付を9月15日より開始した。

新型コロナの感染拡大の影響により、2020年はオンライン開催としたが、感染対策をしっかりと講じることを前提に、2年ぶりにリアルの会場を活用した展示会として開催することを決めたという。

45回目の開催となる今回のテーマは、「語ろう、次の世界を。」(グローバルテーマ「FORWARD AS ONE」)で、世界的な半導体需要の高まりを受け、グローバルなサプライチェーンの在り方や、自動車やIoT、そして医療とテクノロジーが融合した「MedTech」といった半導体が活用される最先端アプリケーションまでカバーしつつ、サプライチェーンの未来を伝えることを目指すとしている。

また、Hybridと銘打っているように、展示会は展示会場で行うが、一部のセミナーについてはオンラインでの視聴とし、講演会場での密の形成を避けるなど、感染対策が取られている。

このほか、キーノートとしては、初日(12月15日)のオープニングとして、半導体産業における日本のグローバルポジションを高める方策とは何か、について、自民党半導体戦略推進議連会長の甘利明氏ならびに経済産業省商務情報政策局長の荒井勝喜氏が語るほか、TSMCの3DICセンターやインテル、ルネサス エレクトロニクスなどの半導体メーカーによる講演、Googleや京都大学の奥野 恭史 教授によるAIに関する講演なども予定されている。また、最終日(12月17日)には、グランドフィナーレパネルとして、「グローバル半導体産業の持続的発展への課題と提言2.0」と題し、半導体産業で世界のリーダーシップを取りに行くための課題と提言を、経済産業省 商務情報政策局 情報産業課長の西川和見氏、ウエスタンデジタルジャパン プレジデントの小池淳義氏、ソニーセミコンダクタソリューションズ 代表取締役社長 兼 CEOの清水照士氏(2021年10月1日付で同社取締役に就任予定)らによる議論が交わされる予定となっている(モデレーターは経済レポーターの大里希世氏)。

なお、SEMICON Japan 2021 Hybridの展示会のほか、セミナーやイベントへの参加の場合も、原則としてすべて事前の申し込みが必要となっているので、どれか1つでも参加しようと思っている場合は、事前登録を行う必要があることに注意が必要である。申し込みはSEMICON Japan公式Webサイトの「来場登録」より行うことが可能だ。