Oracleは現地時間2021年9月14日、Java 17をリリースした。ダウンロードページからはWindows版、macOS版、Linux版のバイナリーを入手できる。プレスリリースによれば、Java 17はインターフェイスの拡張・実装を制限するSealed Classesや擬似的に乱数を生成するEnhanced Pseudo-Random Number Generatorsの機能強化、ARM64ベースのmacOSサポートが加わった。
Java 17はJava 11以来のLTS(長期サポート)にあたり、プレミアムサポートは2026年9月、延長サポートは2029年9月まで提供される。Javaの開発環境であるOracle JDK(もしくはSun JDK)は、OracleがソースコードをOpenJDKに寄付する一方で、有償ライセンスを提供してきた。同社は同時リリースしたOracle JDKについて「Oracle JDK 17および今後のJDKリリースは、次のLTSリリースから1年経過するまで、無償使用ライセンスで提供する」と説明し、詳細を解説する公式ブログを公開した。