KDDIは9月13日、JR東日本の山手線全30駅のホームおよび駅間と、JR西日本の大阪環状線の全19駅のホームおよび駅間において、5Gの通信ネットワーク構築を完了したことを発表した。
また、JR中央・総武線の東京駅から中野駅までの14駅のホームをはじめとして、京浜東北線、埼京線、西武鉄道新宿線の計47駅のホームでも5G通信が利用可能になったという。
同社のモビリティ通信事業ブランドauは、2019年から5G基地局の配備を開始し、2020年3月から5Gサービスを提供している。UQ mobileおよびpovoもauと同じ通信ネットワークを用いており、UQ mobileは2021年9月2日、povoは2021年9月14日から5Gサービスを提供開始する予定だ。
同社は2021年6月に発表した「鉄道路線5G化」宣言を起点として、2021年度末までにJR・私鉄を含む関東21路線、関西5路線の主要区間のホーム、駅間および駅構内での5Gエリア化を目指すとしている。