京都セミコンダクター(京セミ)は9月13日、レーザー給電向けに高出力が可能な光給電コンバータ「KPC8H-FC」を発表した。
同製品は、効率を向上させることで、光入力に対する出力が同社が2011年にリリースした光給電コンバータ「KPC8-T」比で1.3倍に向上したほか、放熱も向上したことで、最大光入力の定格値を同3倍にすることに成功。新たなアプリケーションへの適用も可能としたという。
また、KPC8-Tは光ファイバ一体型ピグテイルモジュールであったものを、今回はFCレセプタクル一体型の形状を採用。これにより、直接機器類の操作パネルへの取り付け(パネルマウント)が可能となり、省スペース化を果たすことができるようになったという。
なお、同製品のサンプル出荷は2021年9月15日より、量産開始は2022年4月28日をそれぞれ予定しているという。