フリューとNTTドコモ(ドコモ)は9月13日、プリントシール機(プリ機)における第5世代移動通信方式(5G)と画像認識AIを活用した共同実証実験を開始すると発表した。
両社は今年2月、プリ機に5G通信を活用することで、従来よりも高画質な画像を遅延なく高速に利用者へ提供可能であることを検証する実験を実施している。その第2弾となる今回は、5Gに加えてAI画像認識技術を活用することで、高速、大容量、低遅延といった5Gの特徴を生かしながら、AI画像認識によるプリ機の新たな顧客体験価値の提供を目指す。
同実証実験はgirls mignon 名古屋オアシス21店で9月18日から同月23日まで実施される。AI顔認証ソフトウェア「SAFR」を搭載したプリ機が、撮影をしたユーザ1人1人の顔画像から初回利用ユーザか再訪ユーザかを識別するとのことだ。
さらに、再訪ユーザーには、肌質や目鼻のバランス、輪郭など、前回撮影時の情報から「おすすめの盛り方」を提案することで、プリ機が自分自身を認識してくれるという新たな体験価値をユーザーに提供するという。また撮影したプリ画像は、5Gを活用して高画質な画像を遅延なくユーザーへ提供する。