TIOBE Softwareから、2021年9月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2021年9月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 C 11.83%
2 Python 11.67%
3 Java 11.12%
4 C++ 7.13%
5 C# 5.78%
6 Visual Basic 4.62%
7 JavaScript 2.55%
8 Assembly language 2.42%
9 PHP 1.85%
10 SQL 1.80%
11 Classic Visual Basic 1.52%
12 Groovy 1.46%
13 Ruby 1.27%
14 Go 1.13%
15 Swift 1.07%
16 MATLAB 1.02%
17 Fortran 1.01%
18 R 0.98%
19 Perl 0.78%
20 Delphi/Object Pascal 0.77%

2021年9月はPythonが第1位のC言語に対し、あと0.16%というところまで迫った。この傾向が続けば、来月にはPythonがCを抜いて第1位になる可能性がある。TIOBE Softwareの観測では長らくCとJavaがトップを牽引する状態が続いており、Pythonが第1位になれば、TIOBE Softwareの観測において新しいマイルストーンへの到達を意味することになると説明されている。

2021年9月のそれ以外の動向として、アセンブラが9位から8位へ、Rubyが15位から13位へ、Goが18位から14位へ移動したことに関しても言及されている。