シャープは9月8日、不織布マスクのプレミアム版「シャープクリスタルマスク」の販売を開始すると発表した。6角形をベースとした立体構造を採用し、マスクへの口紅の付着や化粧崩れを軽減する。同社のECサイトにおいて、「定期便サービス」で15枚入りパッケージを、「通常販売」では5枚入りおよび15枚入りパッケージを販売する。
同マスクは6角形をベースとした立体構造(立体クリスタル形状)を採用しており、口元により広い空間を確保し、外側の不織布に形状保持力が高く型崩れが少ない材料を使用することで、口元の空間を長時間維持するとしている。同時に、マスクへの口紅の付着や化粧崩れが軽減されるため、化粧直しなどの負担も低減される。
また衛生面では、PM2.5や花粉、ウイルス飛沫、微粒子の侵入を99%以上カットするという4層構成の不織布フィルターを採用。さらに、不織布の各層に撥水性を持たせることで、湿気によるマスクの静電気的な集塵性能の低下など、フィルター性能の低下や、飛沫の拡散を防ぐ効果を高めている。
さらに最外層の不織布(外側のスパンボンド)には、無機(銀)系抗菌剤を配合。この抗菌剤に含有する銀イオン(Ag+)の作用によって、マスク表面での細菌の増殖を抑えるとのことだ。