ヤフーは9月3日、連携する新型コロナワクチン接種会場において発生した当日キャンセルによる余剰ワクチン情報を、LINEで通知する「ワクチン接種キャンセル枠お知らせサービス」の提供を開始し、9月2日より東京都内6つの医療機関に導入したと発表した。
昨今、直前のキャンセルなどによるワクチン廃棄が課題となっており、厚生労働省によると、新型コロナウイルス感染症に係る予防接種における職域接種のワクチン廃棄は、7月末時点で全国48会場において総廃棄数量8090回分であると発表された。
同サービスを導入したのは、港区虎ノ門、港区六本木、港区赤坂、渋谷区東、新宿区西新宿、台東区上野にある6つの医療機関。ヤフーはワクチン廃棄を減らすため、同サービスの提供会場を順次拡大していく予定。
ワクチン接種希望者は、LINEで友達追加を行って希望地域などを登録し、当日キャンセルの通知が来ると、予約して選択した会場で接種することが可能だ。具体的な手順は以下の通り。