凸版印刷は9月1日、ドローンを活用した屋内点検サービスを展開するLiberawareとの業務提携契約の締結を発表した。

今後は凸版印刷がBPO事業・セキュリティ事業等で培ってきた、高セキュリティ環境下でのデータ管理ノウハウとLiberawareのサービスを連携し、屋内点検サービスでのオペレーション構築を行う。

  • 協業の体制イメージ

これまで、Liberawareは、屋外飛行用ドローンに比べ開発が難しく、狭小空間で飛行可能な小型かつ軽量な機体と制御ソフトが特徴の屋内飛行用ドローン「IBIS」を用いたサービスを提供してきた。また、凸版印刷も以前より、ドローンを活用した実証実験や、ドローンを用いてインフラ点検やVRコンテンツ制作などを行うビジネスの展開を進めている。

  • 屋内ドローン「IBIS」の機体

凸版印刷のデータ利活用技術やLiberawareのサービスを組み合わせた共同ソリューションの開発、検証や共同研究なども継続的に進め、2023年度までにドローン分野における事業創出を目指す。