ウェザーニューズは8月30日、商品の需要予測やデータ分析に活用できる気象データサービス「WxTech(ウェザーテック)」で、製造や小売業向けにデータセットの販売を開始した。 コンビニエンスストア約5万店舗に気象データを提供する同社が、製造や小売業向けに販売を開始したデータセットは、1kmメッシュの高解像度で提供される詳細な気象予測や過去の気象予測(任意の過去時点に発表されていた当時の予測)、2018年以降の実況解析などのデータセットで、AIを用いた需要予測モデルの構築や気象との相関分析に活用可能。店舗や拠点など製品の計画配送・生産、商品発注や来店客の予測と詳細な気象データを活用した自社DXの推進が期待できる。
なお、12月末まで6カ月分の「実況解析」のデータをトライアルとして無償提供されており、今後は体感や花粉予報などのデータの追加を検討し更なるサービスの充実を図る予定。