日経BP 総合研究所は8月25日、働く世代2万人を対象としたアンケート調査をまとめた「シティブランド・ランキング ―住みよい街2021―」を発表した。

同調査は、全国のビジネスパーソン(有職者=働く世代)2万4553人を対象に、実際に住んでいる街/直近で住んでいた街に対する「住みよさ」について聞いたもの。

「安心・安全」「快適な暮らし」「生活の利便性」「生活インフラ」「医療・介護」「子育て」「自治体の運営」「街の活力」の8分野・合計39の評価項目について調査・集計が行われた。

全体で第1位となったのは、千代田区(東京都)だった。第2位は武蔵野市、第3位は港区と、1位~3位は都内自治体が独占した。関東以外の自治体では、4位の野々市市(石川県)と、8位の西宮市(兵庫県)がトップ10にランクインした。

エリア別ランキングでは、北海道・東北エリアは札幌市(北海道)、関東エリアは千代田区(東京都)、中部エリアは野々市市(石川県)、近畿エリアは西宮市(兵庫県)、中国・四国エリアは松山市(愛媛県)、九州・沖縄エリアは春日市(福岡県)が、それぞれ第1位となった。

  • 「シティブランド・ランキング ―住みよい街2021―」 資料:日経BP