Microsoftは8月19日(米国時間)、「Announcing Windows 11 Insider Preview Build 22000.160|Windows Insider Blog」において、Windows 11開発版の最新版となる「Windows 11 Insider Preview Build 22000.160」の公開を伝えた。バグ修正が行われているほか、いくつか新機能が追加されている。

Windows 11 Insider Preview Build 22000.160で導入された新機能のひとつが、Windows 11向けに新しくなったクロックアプリケーションだ。このクロックアプリケーションには、仕事の作業効率アップにつながる「フォーカスセッション」という機能が追加されている。

  • フォーカスセッションが追加されたWindows 11向けの新しいクロックアプリケーション

    フォーカスセッションが追加されたWindows 11向けの新しいクロックアプリケーション

またMicrosoftは、今回のバージョンに再起動にかかる見積もり時間の表示機能を実験的に導入したと説明している。スタートの電源メニュー、再起動通知、設定アプリケーションのWindows Updateページ、タスクバーのWindows Updateアイコンなどに表示される。

ただし、今回導入された実験的機能はSSDを搭載したPCでのみ表示されるようになっており、ハードディスクを使っているPCでは表示されない仕組みになっている。今後調整を行い、今後のバージョンでハードディスクを搭載したPCにおいても再起動にかかる見積もり時間を表示すると説明されている。

注意:Windows 11 Pro Insider Preview, update 21H2 build 22000.160にて動作を確認。これ以降のアップデートおよびビルドでは動作が変わっている可能性があり注意が必要。