CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」を提供するプレイドは8月20日、三井物産と共同でデータを活用した顧客中心のものづくりを展開する新会社「ドットミー」を2021年7月に設立し、第三者割当増資引受による出資参画したことを発表した。
新会社では、「データを活用した自社商品開発、販売・運営事業(D2C事業)」と「既存メーカーのデータドリブンな商品開発、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進支援」の2つの事業を展開する。
D2C事業の自社ブランドの販売・運営事業においては、第一弾としてオンラインでのテスト販売を実施し、顧客検証を行ったD2Cブランドを開発、展開していく。
既存メーカーのデータドリブンな商品開発、DX推進支援においては、D2C事業の自社ブランドの販売・運営事業でのノウハウを活用し、他社の商品開発および運営におけるデータを活用した顧客中心のモノづくりのほか、DX推進支援を展開していく。
事業の推進にあたり三井物産が持つグローバルな素材調達力、商品開発力、小売拡販力を最大限活用。商品開発パートナーとしては三井物産のグループ企業である曽田香料も参画する。
両社はすでに、新会社で展開予定のD2Cブランドの市場トライアルを実施し、正式ローンチに向けた準備を開始している。