北海道大学とSCSK北海道は8月19日、北海道における高度IT人材育成を目的とした連携協定を締結したことを発表した。
今回の協定締結では、人口減少や高齢化といった課題の先進地域である北海道において、高度IT人材の育成やアントレプレナーシップ人材の育成を進めることは、地域創成にとって非常に重要であることから、IT教育を主軸としたオープンイノベーション環境の構築、道内のDXを推進する高度IT人材育成を連携して進めることで,北海道に対する持続可能な開発目標への貢献を実践することを目指すという。
連携内容は、先進的ITスペシャリスト育成、世界に通用する高度IT人材の育成、価値創造・アントレプレナーシップ人材育成、人材交流の4つ。
また、9月には「テクのこ(ハッカソン+プロ ジェクト演習)」を完全オンライン形式にて開催する。この取り組みは,将来のDXをリードするITエンジニア育成と発掘や北海道の課題解決、北海道Society5.0達成を目的としたカリキュラム策定へのチャレンジでもあるということだ。
また、社会人リカレント教育(AI技術者・データサイエンテイスト)を計画しており、産学による新しい教育体系・実学への取り組みを実践していくとしている。