鈴与シンワートは8月18日、メガクラウドと閉域で接続するサービス「S-Portクロスコネクト」の拡張を発表した。すでに提供中の「アマゾン ウェブ サービス(AWS) 」に加えて、同日より「Microsoft Azure」「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」の接続を開始する。
同サービスは、アット東京のAT TOKYO Business eXchange(ATBeX)サービスを利用し、「AWS 」「Microsoft Azure」「OCI」に対して、インターネットを介さずに閉域で接続できるサービスだ。
同サービスはS-Port ハウジングサービス、ベアメタルサーバなど、鈴与シンワートが提供する他のサービスからパブリッククラウドへ、インターネットを介さず高セキュアで安定した閉域ネットワークによる接続を可能にし、メガクラウドとS-Port内にあるシステムのハイブリッド構成の構築を実現する。
各メガクラウドへの接続拠点として東京・大阪が選択可能であり、DR構成へも対応している。
企業・自治体におけるICTの活用が進む中、メガクラウドの利用が増加する中で、従来のデータセンター内のIT基盤とメガクラウドをハイブリッドで構成するケースも増えつつある。鈴与シンワートは、高セキュリティで安定したネットワークサービスの接続先を拡張すべく、今回のサービス提供に至った。