サイバートラストは8月10日、Linuxサーバーのセキュアな利用を支援する新サービス「Linux 脆弱性メンテナンス・サービス」の提供を開始した。
「Linux 脆弱性メンテナンス・サービス」は、Linuxサーバーの脆弱性対策について課題を持つ企業を対象に、ヒアリングとログデータの脆弱性アセスメントによって潜在する脆弱性リスクの洗い出しとリスク対策の提示をするもの。「脆弱性アセスメント」と「脆弱性アラート通知」を標準のサービスメニューとして提供する。
「脆弱性アセスメント」では、塩漬けされたLinux中心のシステム環境について、重要サーバーに潜在する脆弱性の診断・分析と周辺ネットワーク環境のヒアリング・調査を実施。その結果から的確な設定変更と修正パッチの適用により潜在的なリスクへの対処と、未知の脆弱性への対策を提案。「脆弱性アラート通知」では、対象サーバーに関連する脆弱性が発生した場合にメールで通知する。
さらに、標準メニュー実施後のオプションとして、脆弱性管理の優先度定義やソフトウェアの脆弱性管理を自動化・効率化する脆弱性管理ソリューション「MIRACLE Vul Hammer」の導入支援のメニューも提供する。また、DXに向けた既存システムのクラウドやコンテナへ切り替えや、継続的インテグレーション(CI)および継続的デリバリー(CD)の実現についても個別にコンサルティングを提供するという。
対象OSは、CentOS 5/6/7、Red Hat Enterprise Linux 5/6/7、MIRACLE LINUX 5/6/7。標準メニューの価格は年間240万円(税別)。