アイデンティティ管理のサービスプロバイダーの米Oktaは8月10日、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)である「Nutanix AHV」上で、従業員がどこからでも安全にオンプレミスアプリケーションにアクセスできるようにする「Okta Access Gateway」が展開可能になったことを発表した。
Okta Access Gatewayは、オンプレミスサーバーで稼働するアプリケーションにOktaの認証機能を拡張して、従来型のオンプレミスアプリケーションとクラウドアプリケーションが共存するハイブリッドITアクセス環境の課題を解決する製品だ。
Amazon Web Services、Microsoft Azure、Oracle Cloud Infrastructureなど、複数のIaaSサービスを自由に選べることができ、組織の状況に合った柔軟なハイブリッド環境のアイデンティティとアクセス管理を実現する。Okta Access Gatewayを使うことでVPNを使わずにオンプレミスアプリケーションへアクセス可能になる。そのため、VPNを管理する経費や労力を削減できるだけでなく、VPNを廃止して、セキュリティ侵害のリスクを抑えることができるという。