NTT東日本は、岩見沢市スマート・アグリシティ実証コンソーシアムにて社会実装に向けて取り組んでいる「5Gを含む地域の無線通信ネットワーク等を活用し、距離が離れた複数拠点(圃場)かつ複数台のスマート農機を1つのセンターで一括遠隔監視制御するモデル」の公開実証を岩見沢市にて実施すると発表した。
同社は岩見沢市スマート・アグリシティ実証コンソーシアムのメンバーとして、北海道大学、岩見沢市、 NTT研究所、 NTTドコモ等とともに総務省・農水省の関連実証事業を含め、ローカル5Gを含む5G技術を活用したスマート農業技術の更なる高度化実証を進めてきた。
今回の実証では、
① 2カ所の農地(北海道大学内農場と岩見沢市内農場)で各2台の無人走行トラクターを動作させ、遠隔地にある監視センターにて制御(距離が離れた複数拠点・複数農機の一括制御は今回初公開)
② 無人走行トラクターを農地内倉庫から農道を経由し圃場へ移動かつ農作業実施
③ 5G技術を用いた映像伝送をはじめとする無人走行の安全性確保技術の紹介
④ 無人走行トラクターの遠隔“操縦”デモ(遠隔”操縦”は今回初公開)
を、8月11日に実施する。