京都セミコンダクター(京セミ)は8月5日、アメリカの半導体サプライヤであるSemtechのトランスインピーダンスアンプ「GN1089」と組み合わせることで長距離光通信を実現するKP-A アバランシェフォトダイオード「KPDEA13C」を発表した。
KPDEA13Cは、通常のフォトダイオードよりも多くの電流が発生し、高感度が要求される用途に使用されるアバランシェフォトダイオードで、チップ表面に直接光を入射する表面入射型構造かつ高感度であり、別部品を介することなく基板にそのまま実装することが可能。
SemtechのGN1089は、フォトダイオードから出力される電流信号を電圧に変換するトランスインピーダンスアンプであり、25Gbaudと56Gbaudのアプリケーションを可能にし、高い直線性と低ノイズが特徴だという。
2つを組み合わせることで、50Gbpsを達成する25Gbaud PAM4アプリケーションの構築が可能だという。
なお、KPDEA13Cのサンプル出荷開始は8月31日、量産開始は12月27日を予定しているとのことだ。