アスクは8月3日、KCCSモバイルエンジニアリング(KCME)のローカル5G製品の取り扱いを開始するとともに、KCMEに設置したローカル5Gネットワーク環境下で、XR配信プラットフォーム「NVIDIA CloudXR」を活用したデモを開始すると発表した。
近年はARやVR、MRに代表されるXR技術と、それに使用するデバイスが発展している。非接触での対応が求められる昨今では、フォトリアリスティックやインタラクティブなコンテンツを、いかに限定された環境で再現するかが課題になっているという。
同社はNVIDIAが提供するXR配信プラットフォーム「NVIDIA CloudXR」について、スタンドアロンタイプのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)などの性能が限られた端末に対して、高品質なコンテンツを遠隔で表示できるかという問題を解決するための、1つの方向性を示すものであるとしている。
これまで同社は、一般的なネットワークを利用してNVIDIA CloudXRの紹介を行っていた。しかし今回のデモでは、KCMEのローカル5G製品とローカル5Gネットワーク環境を活用することで、高品質なXRを提供するとのことだ。