米Micron Technologyは7月29日(米国時間)、モバイル向けに176層3D NANDユニバーサルフラッシュストレージ(UFS)3.1の大量出荷を開始したと発表した。
同ソリューションは、前世代製品(96層3D NAND UFS)と比較してシーケンシャル書き込みとランダム読み込みのパフォーマンスを最大75%高速化し、2時間の4Kムービー(動画あたりのファイルサイズを14GBと仮定した場合)を9.6秒でダウンロードすることを可能にするとしているほか、混合型ワークロードのパフォーマンスも15%向上させたとしている。
すでに同社の176層3D NANDは、PCIe Gen4 SSDに搭載され出荷が進められており、今回が2製品目となり、ラインアップとしては、128GB、256GB、512GBの3種類が提供されるとしている。