NTTデータは7月30日、保険販売などの営業活動を非対面で完結できるWeb会議システム「FG-TriView(エフジートライビュー)」を2022年1月から提供開始すると発表した。
「FG-TriView」は、個人情報の保護を重視した画面共有や画面操作の受け渡しを行うことで、商談から契約手続きといった一連の営業活動を非対面にて完結させるサービス。画面共有を維持しながら、顧客の入力を営業担当者に隠すことが可能。プライバシー機能のオンオフは営業担当者側で操作できる。
また、顧客側の端末で特別なアプリなどのインストールが不要で、一般的なWebブラウザ(Google ChromeやMicrosoft Edgeなど)があれば利用できる。提供価格は個別見積もりで、同時接続数に応じた月額費用と初期費用がかかる。
三井住友海上あいおい生命は2022年1月に同サービスを導入する。NTTデータは今後、幅広い業界や業務へ適用することを視野に入れ、追加機能の開発を進める。具体的には、事務サポート機能やヘルプデスク、研修サポート、オンラインコーチング、プライバシー情報を扱う場合のリモートサポートといった機能の開発を進める方針だ。