MMD研究所は7月30日、スマートフォン非接触決済の非接触によるスマートフォン決済の利用動向調査の調査結果を発表した。同調査は18歳~69歳の男女4万5000人を対象に2021年7月1日~7月5日の期間で実施された。
同調査によると、スマートフォン非接触決済を現在利用している人は8.8%。最も多かったのが「非接触決済という言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよく知らない」で20.5%、「だいたいどんなものか分かるが、利用したことはない」が20.2%、「全く知らない」が18.5%と続いた。
また利用数が多いスマートフォンの非接触決済サービスは、「iD」が一番多く24.4%、次いで「モバイルSuica」が23.1%、「楽天Edy」が22.4%という結果だった。同社の2021年1月の調査比較すると「iD」が3.7ポイント、「モバイルSuica」が4.1ポイント、「QUICPay」が1.0ポイント増加し、「楽天Edy」が10.2ポイント減少していることが判明した。
また利用を検討しているスマートフォン非接触決済サービスは、「楽天Edy」がトップで20.5%、次いで「モバイルSuica」が14.7%、「Visaのタッチ決済」が11.9%という結果となった。