SEMIは7月26日(米国時間)、北米に本社を置く半導体製造装置メーカーの2021年6月度の販売額(3か月平均ベース)が前年同月比58.4%増、前月比2.3%増の36億7000万ドルとなり、過去最高を記録したと発表した。
SEMIのプレジデント兼最高経営責任者であるAjit Manocha氏は、「社会のデジタル化が継続していることが、半導体の需要を支えており、半導体製造のための設備投資も増加し続けるという業界の構造的変化を目の当たりにしている」と好調が続いている背景を分析している。
一方、日本半導体製造装置協会(SEAJ)も7月28日付で、日本製(輸出分を含む)半導体製造装置の2021年6月度販売高(3か月移動平均)を発表した。それによると、前年同月比38.3%増、前月比18.3%減の2495億100万円となり、北米製半導体製造装置の販売額に比べれば、やや劣るものの、こちらも好調に推移していることが示されている。