NTTデータは7月29日、2021年9月14日より欧州・中東・アフリカ・中南米地域(EMEAL地域:Europe,、Middle East、Africa and Latin America)の地域統括会社「NTT DATA EMEAL」を新たに設立すると発表した。
EMEAL地域の25カ国3万8000人の社員と、NTTデータグループ各社が進めてきた30億ユーロ(約3900億)規模の事業を統括する。傘下に現everis(欧州および中南米で事業展開)とNTT DATA EMEA(英国、ドイツ、イタリア、ルーマニアで事業展開)を配す。なお、新会社のCEOには現everis CEOのFriedrich Hoderlein Cabistany氏が就任する。
同社設立の具体的な目的としては、グループビジョン・バリューの浸透と、組織の簡素化および体制強化、NTT DATA単一ブランドによるシームレスなサービス提供、同地域におけるNTTグループとの連携加速が挙げられた。
同社はこれらを踏まえ、引き続き顧客と社会のデジタルによる変革を支援し、持続的な成長に貢献するとしている。