リアルタイム通信エンジンの提供するDiarkisは、7月28日、CRI・ミドルウェアと業務提携契約を締結し、リアルタイム通信エンジン「Diarkis」に、CRIが開発するボイスチャット機能を搭載し、製品として年内販売を目指すと発表した。また、CRIは、Diarkisの販売代理店として、「Diarkis」の販売およびサポートを行う。

両社は、ボイスチャット機能を「Diarkis」に搭載することで、既存のボイスチャット機能では実現できない、100人を超える大人数でのリアルタイム双方向音声通信を実現するという。

また、「Diarkis」のサーバで音声信号処理を行うことで、より安定した音声を、低負荷で届けることが可能になるという。これにより、ゲーム開発会社は、既存のボイスチャットの制限に囚われない、新しいゲーム体験を提供することができるという。

両社は、今回の業務提携を皮切りに、ゲーム業界を含む様々な領域におけるミドルウェアや通信エンジンの開発、提供で協力し、全世界で200タイトル以上のゲームでの採用を目指す。